macabre

お久ぶりです。
新年最初の記事がかなり遅れましたが、僕はなにも変わらずみなさんのオアシスとして頑張っていきたいと思います。
今年もよろしくおねがいします。



このゲームは友人の家で途切れ途切れにプレイしていたので半年ほどかかってしまいました。
ゲームをしに遊びにいくなんて本末転倒な気もしますね…




とりあえずOPはわけわかんない儀式めいたセリフで始まり、映像があり(好きなかんじでした)舞台は現代へ。
主人公が気づくと、いきなり路地裏で女の人が殺されていて、手下っぽい魔物がこれをどうぞみたいなかんじでなかなかショッキングな滑り出しでした。


主人公はだいぶ冷めた目線で青春を歩む、雫タイプの主人公。明らかな善人というかんじではないです。
ですが、物語が進むにつれだんだん毒は薄れてきてしまします。
再臨詔シナリオではただのふざけた優男みたいになって僕の失望をかっています。



あれ、汰一は〇部さん？
って思ったのが一番の笑いどこですね。あれは完全に阿〇部さんでしょう…



ストーリーはオーソドックスな選択分岐型のノベル。
痕を意識して作られたという前情報通り、その影響は感じられますが大枠だけに留まっており、細部にはかなりのオリジナリティーが見てとれます。
オカルティックな話に少しでも興味があれば必プレイもののゲームです。
逆に超常現象をこれはあり得ないだろうと思ってしまうタイプの方にはおすすめできません。
選択肢が多いので攻略サイトは必須でしょうか。泣きそうになった覚えがあります。



ちょっとだけ文句なんですが、
シリアスな場面でハートマークや☆を使うのはどうなんですか？
物語に入っていたのにすごい勢いでビールを戻したのを覚えています。
更に文句を言うと、僕の中でクールキャラでブレイクしていた万葉や天野先輩があるところまで進むと脳移植レベルのデレ方を見せ絶句しました。
僕の万葉を返してください。
そんな中、桐子は平安しか登場しませんがけなげな妹＋十二単という納得のクオリティで友人も特薦という感じでした。
ロリキャラが嫌いな方もいけると思われます。



再臨詔シナリオに結構期待してたんですが、終わりが唐突過ぎてジャンプの人気ない漫画の最終回みたいな感じだったのが残念です。
あえてああいう終わり方にしたのかもしれませんが、これだけ長時間プレイするゲームの終わりにしてはあっさりすぎというのが正直な感想です。
再臨詔の最後の栞のCGが幽白の恵子に見えたのが印象的でした。



一番印象にあるのは呪文の豊富さでしたね。
いきなり漢字で画面が埋めつくされたり、どこから考えたんですかそれはという呪文が僕を楽しませてくれました。
突っ込みどこ満載な感じになっていますが、ちゃんと面白いので安心してください。



僕が大好きなゲームには違いありません。
ザウスから新作がでるようですが、平安、幕末が差し替えられるとのこと。ちょっと複雑ですね…
まあ買っちゃうんでしょうけど。
古いゲームで死語を連発したり、ノリが古いこともありますが、皆さんも是非地元のゲームショップを血眼になって探して下さい。



僕からは以上です。

久遠の絆 再臨詔 (2002/07/18) PlayStation2 商品詳細を見る

テーマ : PCゲー
ジャンル : ゲーム