終ノ空
お久しぶりです。最近ラーメン屋で修業して店出したいな、なんて思うようになりました。
今日も就活戦線異常なしです。
さて今日は素晴らしき日々の発売に関連して、終ノ空のレヴューです。
世間的には三大電波ゲーとしてカルト的な人気を誇っています。
実際に、それだけ人を惹き付ける要素はあると思います。
まずはストーリーから、学校に行くと、いきなりクラスメイトの女の子が自殺したとの噂が飛びこんできます。
僕自身「まさか…」と思っていたんですが、目を付けていた
高島ざくろちゃんが飛び降りてしまいました。僕はいきなり血まみれでスタートです。
あの子は実は隠れ巨乳でした。発育途上なのにけしからん肉体をお持ちでした。
まあそんなかんじの導入です。
音楽は、曲数は少ないですが印象に残るものが多く、及第点。このゲームのBGMとしてふさわしいものが多数です。
CGは、トルシエジャパンのフラットスリーのごとく崩壊しております。
特に琴美なんかは、
製作陣の悪意すら感じるレベルです。
極悪な作画が炸裂しています。行人なんかもイベントごとに誰コイツレベルの変身ぶりです。
個人的には面白いし、あのタイプの絵は好きなのでよしとしています。
視点が4つありますが、お気に入りは卓司視点ですね。
こちらもどうしたらいいのか解らない暴走ぶりは痛快でした。
あの彼の視点で彼の身に起こることを、単なる彼の思い込みかと思ってしまうか、さらに一歩先に進めるかは個人の自由です。
テキストは、哲学の本の引用(?)が多かったりするので、頭のいい人にはたまらないかもしれませんが、インテリぶりやがって!と思う方もいるかと思うので、それに関しては好みでしょう。
僕はそこが爆発的な人気が出ない一因になってるのではないかなと思います。
別に言っていることは難しくないんですが、とっつきづらいということですね。
個人的には好きです。
幸せなことが、幸せな人々と永久に続くという世界は、絶対に嫌だと言っていましたが、嫌だと思ったら幸せではないし、その幸せという感情が変質することは考えていないのか、そもそも永久という概念を時間的なもののように捉えてしまってよいのかと思ってしまい、その論理の帰結はおかしいかなと思いました。
ただ、これを受け入れないと話をかみ砕けないので、そこは頭を柔らかくしました。
物語が進んでいくと、徐々に電波臭が薫りはじめます。
焚き木の煙と炎が大きくなって火事になるイメージって言ってわかりますかね?
どんどん電波が伝播して(失礼)学校中に蔓延してゆきます。
ただ何故、という部分が全体的に不明瞭(そういう記述はあることはありますが、確信を持って答えることは辛いかなと思ってしまいました。)なので、そういった部分が気になるかたは敬遠して下さい。
結構レヴューを厳しめに書いているのは、僕が紹介してきたゲームの中でも、群を抜いて人を選ぶゲームだと思うからです。
シナリオもこれといった答えや真実といったものがないため、腑に落ちないものが多いという事もあります。
裏を返せば解釈の自由度が高いということにも通じますよね。
ネタバレになっちゃうので、多くは書けません。自分の考えを書きたくもありますが、それはまたの機会に…
僕からは以上です。
今日も就活戦線異常なしです。
さて今日は素晴らしき日々の発売に関連して、終ノ空のレヴューです。
世間的には三大電波ゲーとしてカルト的な人気を誇っています。
実際に、それだけ人を惹き付ける要素はあると思います。
まずはストーリーから、学校に行くと、いきなりクラスメイトの女の子が自殺したとの噂が飛びこんできます。
僕自身「まさか…」と思っていたんですが、目を付けていた
高島ざくろちゃんが飛び降りてしまいました。僕はいきなり血まみれでスタートです。
あの子は実は隠れ巨乳でした。発育途上なのにけしからん肉体をお持ちでした。
まあそんなかんじの導入です。
音楽は、曲数は少ないですが印象に残るものが多く、及第点。このゲームのBGMとしてふさわしいものが多数です。
CGは、トルシエジャパンのフラットスリーのごとく崩壊しております。
特に琴美なんかは、
製作陣の悪意すら感じるレベルです。
極悪な作画が炸裂しています。行人なんかもイベントごとに誰コイツレベルの変身ぶりです。
個人的には面白いし、あのタイプの絵は好きなのでよしとしています。
視点が4つありますが、お気に入りは卓司視点ですね。
こちらもどうしたらいいのか解らない暴走ぶりは痛快でした。
あの彼の視点で彼の身に起こることを、単なる彼の思い込みかと思ってしまうか、さらに一歩先に進めるかは個人の自由です。
テキストは、哲学の本の引用(?)が多かったりするので、頭のいい人にはたまらないかもしれませんが、インテリぶりやがって!と思う方もいるかと思うので、それに関しては好みでしょう。
僕はそこが爆発的な人気が出ない一因になってるのではないかなと思います。
別に言っていることは難しくないんですが、とっつきづらいということですね。
個人的には好きです。
幸せなことが、幸せな人々と永久に続くという世界は、絶対に嫌だと言っていましたが、嫌だと思ったら幸せではないし、その幸せという感情が変質することは考えていないのか、そもそも永久という概念を時間的なもののように捉えてしまってよいのかと思ってしまい、その論理の帰結はおかしいかなと思いました。
ただ、これを受け入れないと話をかみ砕けないので、そこは頭を柔らかくしました。
物語が進んでいくと、徐々に電波臭が薫りはじめます。
焚き木の煙と炎が大きくなって火事になるイメージって言ってわかりますかね?
どんどん電波が伝播して(失礼)学校中に蔓延してゆきます。
ただ何故、という部分が全体的に不明瞭(そういう記述はあることはありますが、確信を持って答えることは辛いかなと思ってしまいました。)なので、そういった部分が気になるかたは敬遠して下さい。
結構レヴューを厳しめに書いているのは、僕が紹介してきたゲームの中でも、群を抜いて人を選ぶゲームだと思うからです。
シナリオもこれといった答えや真実といったものがないため、腑に落ちないものが多いという事もあります。
裏を返せば解釈の自由度が高いということにも通じますよね。
ネタバレになっちゃうので、多くは書けません。自分の考えを書きたくもありますが、それはまたの機会に…
僕からは以上です。
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