macabre

お久しぶりです。


「そろそろ広告消すためにブログ書かなきゃな」
などと思うはずもなく日々を過ごしてまいりました。
やはり使命感とか必要に迫られる形でゲームをするのは良くない事です。そのためには自分が面白いと思えるタイトルを選ぶことが一番重要です。この年ともなると、趣味に関する事の選球眼は鋭くなる一方なので、やりたいゲームそのものの絶対数が少なくなっていきますが…(という怠惰な自分から逃げるための方便)
などと、恐ろしくどうでもいい事を書いてしまいましたが、張り切ってゲームのご紹介と行きましょう。



このゲームはお酒などを飲みつつ酩酊状態で店内を徘徊しつつ買ったタイトルになります。
「そんなふざけた気分でエロゲーを選ぶな！」
と言われそうですが、その勢いがなければ選ばないタイトルだった気もします。買おうと思ってから5年たってますからね。



このエロゲー界において生息している人間の特性上、メイドカフェというものを題材にしたゲームは結構とっかかりやすいジャンルなのではないでしょうか。
やったことはないですが、古くはPiaキャロとかもありますし、比較的スタンダードなジャンルと言えるでしょう。(この辺りが既にエロゲー界の異常性を表していることに気づかなかった…)
ただ、気になるのが全てのカップリングにおいて店内で事を致すという現代社会の闇のような部分を見せつけられてしまい少々げんなりしてしまいました。
「メイドカフェで働く女の子はこんな感じなのかぁ…」と危ない固定概念を植え付けられてしまいそうになりました。メイドカフェで働く皆様、大変申し訳ありません。



この「パルフェ」はそのメイドカフェを題材にしたゲームの中で、個人的にも世間的にも恐らく三指に入るゲームだろうと思われます。
まず、OPの「Leaf Ticket」神が降臨したイントロからKOTOKOの歌声が入っていき、名曲確定のサビへと入っていきます。
ここでまず泣くべきです。いやむしろ号泣すべきです。話の筋とかどうでもよいので。

マジ名曲すぎんだろと既に物語の出来がどうでもよくなる楽曲でした。この曲を純粋に聞ける年齢に戻りたい。



今まで戯画のゲームはやったことがなく、「うわあ、これが丸戸ゲーってやつかあ」と感嘆したものですが、これはこれでよいのではと思いました。特に思う所はありません。
主人公には全く嫌味が無く、むしろ全うな人間だったらこういう行動とるし、こういう悩み方するだろうなあと思うので、結構現実的な主人公かと思います。それが良いか悪いかは皆様にお任せ致します。



まず僕の琴線に触れた女性が１人、「花鳥玲愛」この子がまた別嬪なんですよ。
僕はツンデレとかあまり好きじゃなくて、クールな同世代の女の子という感じのキャラが好きなんですが、この玲愛は全く違います。「ツンデレ波動砲」と言わんばかりの怒涛の攻勢でどんな男もたちまち骨抜きにしてしまうこと請け合いでございます。
「あー、玲愛とか言う女、超可愛いわ！」
と真顔で言ってた自分を思い返すと、何故だか涙が止まりませんね。




しかし、やはりこのゲームの真骨頂は里伽子シナリオにあります。
「嘘だろ…玲愛を超えるシナリオなぞ…」
そう僕も最初は思ってたんですが、ルートに入ったあたりから常時、涙腺崩壊し、濁流状態になってました。
「どうして、僕の心をこんなにも心地よく締め付けるんだ！」
と他のゲームの胸の苦しさとは違う苦しみを感じました。なんとなく、誰でも体験するような悩みがこんなにドラマチックなものだったなんて知らなかったというような印象が強く残っています。
本当にエロゲシナリオの中でも燦然と輝くものの一つだと思います。
最高だった、NORMALエンドあってのTRUEエンド。この２年間に出会ったゲームで間違いなく最高でした…



今回はかすり、明日香、由飛、玲愛、恵麻、里伽子の順番でクリアしたのですが、最高でした。
個人的には最高の順番でプレイできたかなと思っております。
我ながらナイスなチョイスをしたと自負しております。
「どう、すごいでしょ！」
と４歳児のような感じで威張ってる僕を思い浮かべて、イラっとした方、何も思わなかった方、是非このゲームを手に取ってほしいです。
つまり全員やって下さいという事ですね。特薦です。



僕からは以上です。

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