殻ノ少女
お久しぶりです。
約三か月の間、まったく音沙汰なく過ごしておりましたが、私は元気です。
むしろめちゃめちゃ充実した日々を過ごしております。
「充実した人間にエロゲなど…」と何かを履き違えた武士のように構えておりましたが、ようやく我が私生活にも暗雲が立ち込めてまいりましたので、エロゲライフを再開していきたいと思います。
この殻ノ少女ですが、酔った勢いでポチっとしてしまった一品になります。
購入後にどうせならPARANOIAを買っておけば良かったじゃないか…と激しく後悔した事は我がエロゲ人生でも三指に入る失態です。
このゲームについてですが、昭和の吉祥寺付近を舞台として、連続猟奇殺人事件が起こり、探偵である主人公の時坂玲人が真相を追っていく話になります。
冬子からの本当の自分を探してほしいという依頼や、過去に起こった六識事件などの話も折り重なって重厚なストーリーが展開されています。
これがミステリィってやつなんでしょうか？
まずは、さすがは杉菜水姫先生と言わせていただくのが、冬子のビジュアルとキャラクターです。
「この子と今まで出会えずにいたとは、なんたる不覚！」と枕で顔を覆いながら悶々としていた姿は非常に気持ちが悪く、僕の記憶にこびりついております。
浴衣のシーンとか嬉しかったなあ…
欲を言うとアップにしてるCGが見たかったなあ…(誰にも知られることのない思い)
Twitterに「黒髪ロングで心優しいけど、ちょっとＳな女の子が大好きです。」と宣っている所を見て、僕と同じ趣味をお持ちのようでと、臭作のような下卑た笑みを浮かべたものです。
というか女の子は大体みんなかわいい。
キャラクターもそうなのですが、このゲームはCGが美麗という意外の形容がありません。
以前、くすくすさんのCGを美麗といいましたが、あちらは幻想的な美しさが感じられるのに対し、こちらは現実的かつ緻密な描写で美しさを出しているのだなあと勝手に思いました。
もちろん、どちらも好きです。
このゲームには岡山の倉敷が出てきます。
僕の友であるspetsnaz氏の故郷でありますし、旅行をした時に実際に大原美術館も見に行きましたので想い出が一気に蘇りました。
時代の設定も相まってどことなく郷愁を呼ぶゲームになっています。(少なくとも僕には)
殺人事件といっても猟奇殺人事件のため、本編ではかなりグロい描写が多いです。惨殺された死体を調べ、証拠を得なくてはならない捜査パートというものがあり、英国紳士のようにハンカチで口元を抑えたものです。
ですが、人間の適応能力はやはり地球一と言わんばかりに耐性が付き、女の子に指輪を上げるシーンでは「ああ、これは惨殺のフラグですね」とおせんべいを食べながら無表情で呟けるほどになっておりました。
なんというか、黎明期のYU-NOら辺のエロゲを今の環境でやったらこんな感じになるのかなといったゲームです。場所をクリックして証拠を探すアドベンチャーパートとか。
そういった意味では正統派のゲームと言える事でしょう。
あと鬼のような選択肢のむずかしさは「あきらめる」という言葉を教えてくれます。
そこまで継承しなくてもいいでしょう。
久しぶりに人に薦めたいし、ゲームをやった！という達成感を得られたゲームですが、大変もうしわけありません。一点、どうしても言いたい事があります。
それはラストです。中盤までは最高に面白いし、僕がやった中でも五本の指に入るゲームだと思っていたのですが、ラストが些か性急すぎ、また真相もこれだけやったのにこんだけ？と首をかしげてしまいました。
なんとなくNever7から連綿と続くKIDの大団円エンドのような拍子抜け感を味わってしまいました。
すごく好きになっていただけに非常に残念です。あまりにも勿体無さすぎる。
この鬱憤は虚ノ少女で晴らすこととします。(結局好きだったみたいです)
僕からは以上です。
http://www.gungnir.co.jp/innocentgrey/products/pro_shell/index.html
約三か月の間、まったく音沙汰なく過ごしておりましたが、私は元気です。
むしろめちゃめちゃ充実した日々を過ごしております。
「充実した人間にエロゲなど…」と何かを履き違えた武士のように構えておりましたが、ようやく我が私生活にも暗雲が立ち込めてまいりましたので、エロゲライフを再開していきたいと思います。
この殻ノ少女ですが、酔った勢いでポチっとしてしまった一品になります。
購入後にどうせならPARANOIAを買っておけば良かったじゃないか…と激しく後悔した事は我がエロゲ人生でも三指に入る失態です。
このゲームについてですが、昭和の吉祥寺付近を舞台として、連続猟奇殺人事件が起こり、探偵である主人公の時坂玲人が真相を追っていく話になります。
冬子からの本当の自分を探してほしいという依頼や、過去に起こった六識事件などの話も折り重なって重厚なストーリーが展開されています。
これがミステリィってやつなんでしょうか？
まずは、さすがは杉菜水姫先生と言わせていただくのが、冬子のビジュアルとキャラクターです。
「この子と今まで出会えずにいたとは、なんたる不覚！」と枕で顔を覆いながら悶々としていた姿は非常に気持ちが悪く、僕の記憶にこびりついております。
浴衣のシーンとか嬉しかったなあ…
欲を言うとアップにしてるCGが見たかったなあ…
Twitterに「黒髪ロングで心優しいけど、ちょっとＳな女の子が大好きです。」と宣っている所を見て、僕と同じ趣味をお持ちのようでと、臭作のような下卑た笑みを浮かべたものです。
というか女の子は大体みんなかわいい。
キャラクターもそうなのですが、このゲームはCGが美麗という意外の形容がありません。
以前、くすくすさんのCGを美麗といいましたが、あちらは幻想的な美しさが感じられるのに対し、こちらは現実的かつ緻密な描写で美しさを出しているのだなあと勝手に思いました。
もちろん、どちらも好きです。
このゲームには岡山の倉敷が出てきます。
僕の友であるspetsnaz氏の故郷でありますし、旅行をした時に実際に大原美術館も見に行きましたので想い出が一気に蘇りました。
時代の設定も相まってどことなく郷愁を呼ぶゲームになっています。(少なくとも僕には)
殺人事件といっても猟奇殺人事件のため、本編ではかなりグロい描写が多いです。惨殺された死体を調べ、証拠を得なくてはならない捜査パートというものがあり、英国紳士のようにハンカチで口元を抑えたものです。
ですが、人間の適応能力はやはり地球一と言わんばかりに耐性が付き、女の子に指輪を上げるシーンでは「ああ、これは惨殺のフラグですね」とおせんべいを食べながら無表情で呟けるほどになっておりました。
なんというか、黎明期のYU-NOら辺のエロゲを今の環境でやったらこんな感じになるのかなといったゲームです。場所をクリックして証拠を探すアドベンチャーパートとか。
そういった意味では正統派のゲームと言える事でしょう。
あと鬼のような選択肢のむずかしさは「あきらめる」という言葉を教えてくれます。
そこまで継承しなくてもいいでしょう。
久しぶりに人に薦めたいし、ゲームをやった！という達成感を得られたゲームですが、大変もうしわけありません。一点、どうしても言いたい事があります。
それはラストです。中盤までは最高に面白いし、僕がやった中でも五本の指に入るゲームだと思っていたのですが、ラストが些か性急すぎ、また真相もこれだけやったのにこんだけ？と首をかしげてしまいました。
なんとなくNever7から連綿と続くKIDの大団円エンドのような拍子抜け感を味わってしまいました。
すごく好きになっていただけに非常に残念です。あまりにも勿体無さすぎる。
この鬱憤は虚ノ少女で晴らすこととします。(結局好きだったみたいです)
僕からは以上です。
http://www.gungnir.co.jp/innocentgrey/products/pro_shell/index.html
