macabre

お久しぶりです。
奇跡的に９連休をほぼ家で過ごすという退廃的な日々を過ごしていたGWですが、そんな私も次のお仕事はヤバいのが降ってくるとの通知。死なないよ。
つかの間の休息でしたが、予定があった日は有意義だったかなと信じております。

…と書き始めたのが5月の頭ですが、フィニッシュしたのが、今日です。いかな日々を過ごしてきたかはご想像にお任せいたします…


さて、このゲームですが、完全にフィーリングだけで選びました。Amazonでいろいろ物色して決めた感じです。
魔法使いの夜をプレイした後にやったので、ふつうのノベルゲームの感触を取り戻す事が出来た点では評価できると思います。



あらすじですが、よく解りません。
これは僕が怠けて書かないわけでなく、とても説明しづらいからです。
いきなり物語が始まり、よく解らないうちに集団に襲われ、よく解らない理由で女の子たちが同盟を組み、「ノロイ」と戦っていくというお話です。
この物語の筋はなんですか？と言われた時に明確に答える事のできないお話です。
最初に設定をいきなりしゃべり始める死神とか、転校生みたいなキャラがいないまともなお話に見えますが、これはこれでお話が見えずらいです。



特筆すべき点ですが、このゲームの主人公が女装しているという所です。
何故女装しているのか、という疑問を禁じえませんが、とにかくそこは他のゲームとは一味違います。
なので、そういうゲームがお好きな方には特薦といった感じになります。
「どうやって女子高に入ったんだろう…」とか思ってはいけませんよ。世の中が回らなくなりますから。
ちなみに、最終的には、女装している意味が解るので、ご安心を。



正直な所、このゲームの文章は中々面白いと思います。
ですが、それは断片的な面白さであって、物語を大きな視野で見たときに「何故、この展開になったの？」とか、「このキャラクターは何故こういう行動をとることを選んだの？」というような疑問が強く残ります。
その疑問を解消しえるような描写があまり無いので、疑問符がついたまま物語が進んでいきます。
KEYみたいなご都合もよく嫌悪の対象によくなりますが、この作品をプレイしていて発生するしこりも僕的には結構きてます。
登場人物がよく解らない言葉をしゃべって、そのまま置いてけぼりにされる場面が頻発して、辟易しました。
ですので、言葉遊びが好きな方にはおすすめできますが、筋みたいなものを求める方にはおすすめできません。


目立った欠点もなく、絵もなかなか良いという良ゲーなので、積みゲー崩し終わったよ！的なノリのときにご購入ください。


ただ、僕としては上記のシナリオのせいで不満の残る出来のゲームでした。メーカーの方ごめんなさい。
このゲームは買ったときは結構期待していたのですが、何が良くなかったのでしょうね…
久しぶりに残念な結果になってしまいました。週末はアキバに行こう…



僕からは以上です。

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