macabre

お久しぶりです。ついに社会人になってしまいました。
緊張しすぎて毎日死にたくなる日々を送っております。
よく考えたらエロゲやってる時間ないじゃん…
そうも言ってられないので、
孤高の社会人エロゲーマーになっていく僕にご期待ください。
このブログは成長の記録です。



このゲームは偶然、紙風船で比較的安価で売られていたので買いました。
最近値下がりしたんでしょうか。
面白いのに…



このゲームの筋は大学の卒業論文を本気で書こうとした主人公の幼馴染である麻子の親戚が、その話題に詳しい書物を所有しているということで、その親戚のいる洋館に乗り込むというものです。
そして、何故だかその洋館に閉じ込められてしまいます。



シナリオは僕も大好き、みんな大好き田中ロミオ氏。
家族計画や、クロスチャンネルみたいな、ギャグを織り交ぜたシリアスというよりは完全にシリアス。
ロリキャラのＨシーンや描写が濃いという、いつものギャグ以外は全く笑いどこはありません。
こうして見ると、銀色における片岡とも氏みたいな、「笑いを織り交ぜずに読ませるテキスト」というのも出来るご様子。
なんというか、不思議と先に進みたくなるテキストです。
なんでもできますこの方。



原画のYuyi氏のＣＧは美麗としかいいようがなく、淫靡かつ退廃的かつ、蟲惑的な絵で文章、世界観をうまく表現していると思います(チェザは文章力がありません。)
METEOR所属だったのかはよくわかりませんが、出されたゲームは、ほとんどこの方が担当されてました。
別の会社ですが、星空ぷらねっとなんかも担当されてたみたいですね～欲しい。
だからロミオ氏と組んだわけですね、納得。
現在はフリーで活動中とのことです。



なんか浦島太郎みたいな話だなあ、と思ってしまいました。
多分全然違うんでしょうけど、館に魅入られて残ってしまうのが、楽しい竜宮城の日々みたいに感じました。



いいと思ったキャラは紫織です。
清楚で礼儀正しく、かつ従順な爆乳メイドは紳士の嗜み。
とブランデー片手にコトに及んでいたのが記憶に新しいチェザです。
ほんと紫織がいてくれたら遊ばないで家に帰る気がします。お酒も付き合ってくれるし…



BGMがピアノを主体として、全体的に非常に綺麗なものになっております。
心が癒されていく感じですね。
かなり好きなタイプのBGMでした。本当に上質な小説をピアノの生演奏と一緒に聞いているような感じですね。
和な音階だったり、洋風の旋律だったりバラエティも豊かです。



総評としては非常にクオリティが高く、いいゲームでした。結構お薦めです。
突出したシナリオに負けないぐらい他の要素もレベル高いです。あえてダメ出しするならば。
「もっと生産しといてくれよ。」
というのが欠点ですが、今更しょうがないですよね。



僕からは以上です。

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テーマ : PCゲー
ジャンル : ゲーム