Rewrite
お久しぶりです。
研修もひとつの坂が終わり、少し平穏が戻ってまいりました。
そんな中、平日の仕事終わりにアキバに行くという、ダメ社会人のロマンのようなことをしてきました。
お目当てのタイトルも確保しましたが、家では久遠が残っていたりと、そのゲームはまだ出来そうにないです…
最近、結構長めの新作が多かったので、新作がたまってしまっています。
こんなことなかったのに…くやしいっ!(以下、自主規制)
というような気持ちで満たされております。
さて、このゲームですが、僕はKEYのゲームはいつも買ってるので、予約して買いました。(クリアするの遅すぎですよね)
正直に言うと、KanonやAIRやCLANNADを想定されている方は烈火のごとく怒り、お客様相談室に嵐のようなクレームを浴びせることになると思われます。
ただ、ゲームを作るのは会社であり、作り続ける為にも変わっていく(誰かが、「変わらないことはないです」と言っていたと思います)のは当然なので、そこは大人になりましょう。
つまらなかったら烈火のごとく怒ればいいのです。
え?僕ですか?
もちろん烈火のごとく怒らせて頂きました。
誤解のないように言いますと、このゲームはKEYという観点をなくしたらかなり面白いと思います。
以前のKEYで批判された作風や、「感動の押し売り」感、キャラ設定の理解しがたさ等は、かなり薄まっています。
ですが、僕はそれをなくしてしまったら「そのメーカー」でなくていいと思ってしまうんですよね。
もちろん、ゲームに込める信念を、10年以上も持ち続けていたのですから、立派だと思います。なかなか出来ることではないと思います。
僕は製作者の方々が、そのゲームに込めた思いが好きです。それこそがゲームをやるひとつの理由だとも思っています。
合わないと思ったゲームでも、そういったことが伝わってくるとやはり、好意的に受け止めたくなります。
だから、僕はリトバスとか全く好きじゃなかったんですよね。不快ですらありました。
何がしたくて作ったんですかあのゲーム。
Keyというメーカーが一体何を伝えたいのか、今一度考えて、ゲームを作って頂きたいです。
ここからは純粋にゲームのことを書いていきます。
このゲームの特徴のひとつとして、携帯の画面に地図が表示され、アイコンをクリックすると小さいイベントが発生するという、「マッピング」というものがあります。
携帯なので、地図の表示部分が少なく、スクロールが面倒だったのが使いづらかったです。
神樹の館でもマップ画面があったので、田中ロミオ氏の考案ではないかとにらんでおります。
CGに関しては安定のいたるクオリティといったものがあります。
年々、小奇麗な絵になってきているとは思うのですが、イベントCGでいきなり別人みたいになったり、顔と体のバランスがおかしかったり、構図が理解の限界線を越えそうなとこがあったりと今回も大暴れ。
「変わらないものがここにはある」と渚を説教してあげたいですね。
立ち絵とかは割と普通なのに…
シナリオに関しては、竜騎士氏のシナリオをまともに読んだことがないので、誰がどのルートを書いたとかはよくわかりません。
序盤は雑多な印象です。
なんというか、要素をとりあえず羅列していって、プレイヤーの疑問を起こさせるようなイメージです。
小鳥ルートからやったんですが、正直よくわかりません。全体像がつかみにくいです。
個別のルート全てに、呈示した疑問を解くような要素があるので、結構攻略順は大事な気がします。
個人的なお薦めは小鳥→ちはや→朱音→静流→ルチアです。
「あーロミオっぽいなあ」
と思う言い回しがあったりするのですが、いつもの鋭い文章は鳴りを潜め、物語の筋に合わせている感が強かったです。
いつもならあっと驚く展開や、想像の斜め上を行くようなことがあります。今回も、もちろんそういう場面があったのですが、なかなかインパクトが薄かったです。なんででしょう…
やっぱり、ロミオ氏には零細~中堅ぐらいのメーカーで、自分の構想したものを好き放題やってもらうのが、僕は
好きみたいです。
好きなヒロインはいなかったので、好きなルートを書きます。
ちはやルートです。ネタばれになるので多くは書きませんが。咲夜がすごいよかったです。
どういう思いをもって、瑚太朗やちはやに接しているのかがわかると、気持ちのよいシナリオになると思います。
ちなみに、
「ちょっとFateのアーチャーっぽくねぇっすか」
と思ってしまったことは秘密です。
朱音ルートも壮大でよかったです。
最後に瑚太朗がどのような決断を下すのかは、なんとなく察しがついてしまったので、驚きはありませんでした。
というか匂わせすぎです。
後日談のほうに力を入れてほしかったなあと思うのは僕だけでしょうか…
最後にお断りを入れておきますが、僕としてはRewriteは超お薦めです。
PCゲーマーとして愛するべきゲームであったが、KEYを好きな身としては駄作になってしまったという形です。
こんな自分が嫌いです。
僕からは以上です。
研修もひとつの坂が終わり、少し平穏が戻ってまいりました。
そんな中、平日の仕事終わりにアキバに行くという、
お目当てのタイトルも確保しましたが、家では久遠が残っていたりと、そのゲームはまだ出来そうにないです…
最近、結構長めの新作が多かったので、新作がたまってしまっています。
こんなことなかったのに…くやしいっ!(以下、自主規制)
というような気持ちで満たされております。
さて、このゲームですが、僕はKEYのゲームはいつも買ってるので、予約して買いました。(クリアするの遅すぎですよね)
正直に言うと、KanonやAIRやCLANNADを想定されている方は烈火のごとく怒り、お客様相談室に嵐のようなクレームを浴びせることになると思われます。
ただ、ゲームを作るのは会社であり、作り続ける為にも変わっていく(誰かが、「変わらないことはないです」と言っていたと思います)のは当然なので、そこは大人になりましょう。
つまらなかったら烈火のごとく怒ればいいのです。
え?僕ですか?
もちろん烈火のごとく怒らせて頂きました。
誤解のないように言いますと、このゲームはKEYという観点をなくしたらかなり面白いと思います。
以前のKEYで批判された作風や、「感動の押し売り」感、キャラ設定の理解しがたさ等は、かなり薄まっています。
ですが、僕はそれをなくしてしまったら「そのメーカー」でなくていいと思ってしまうんですよね。
もちろん、ゲームに込める信念を、10年以上も持ち続けていたのですから、立派だと思います。なかなか出来ることではないと思います。
僕は製作者の方々が、そのゲームに込めた思いが好きです。それこそがゲームをやるひとつの理由だとも思っています。
合わないと思ったゲームでも、そういったことが伝わってくるとやはり、好意的に受け止めたくなります。
だから、僕はリトバスとか全く好きじゃなかったんですよね。不快ですらありました。
何がしたくて作ったんですかあのゲーム。
Keyというメーカーが一体何を伝えたいのか、今一度考えて、ゲームを作って頂きたいです。
ここからは純粋にゲームのことを書いていきます。
このゲームの特徴のひとつとして、携帯の画面に地図が表示され、アイコンをクリックすると小さいイベントが発生するという、「マッピング」というものがあります。
携帯なので、地図の表示部分が少なく、スクロールが面倒だったのが使いづらかったです。
神樹の館でもマップ画面があったので、田中ロミオ氏の考案ではないかとにらんでおります。
CGに関しては安定のいたるクオリティといったものがあります。
年々、小奇麗な絵になってきているとは思うのですが、イベントCGでいきなり別人みたいになったり、顔と体のバランスがおかしかったり、構図が理解の限界線を越えそうなとこがあったりと今回も大暴れ。
「変わらないものがここにはある」と渚を説教してあげたいですね。
立ち絵とかは割と普通なのに…
シナリオに関しては、竜騎士氏のシナリオをまともに読んだことがないので、誰がどのルートを書いたとかはよくわかりません。
序盤は雑多な印象です。
なんというか、要素をとりあえず羅列していって、プレイヤーの疑問を起こさせるようなイメージです。
小鳥ルートからやったんですが、正直よくわかりません。全体像がつかみにくいです。
個別のルート全てに、呈示した疑問を解くような要素があるので、結構攻略順は大事な気がします。
個人的なお薦めは小鳥→ちはや→朱音→静流→ルチアです。
「あーロミオっぽいなあ」
と思う言い回しがあったりするのですが、いつもの鋭い文章は鳴りを潜め、物語の筋に合わせている感が強かったです。
いつもならあっと驚く展開や、想像の斜め上を行くようなことがあります。今回も、もちろんそういう場面があったのですが、なかなかインパクトが薄かったです。なんででしょう…
やっぱり、ロミオ氏には零細~中堅ぐらいのメーカーで、自分の構想したものを好き放題やってもらうのが、僕は
好きみたいです。
好きなヒロインはいなかったので、好きなルートを書きます。
ちはやルートです。ネタばれになるので多くは書きませんが。咲夜がすごいよかったです。
どういう思いをもって、瑚太朗やちはやに接しているのかがわかると、気持ちのよいシナリオになると思います。
ちなみに、
「ちょっとFateのアーチャーっぽくねぇっすか」
と思ってしまったことは秘密です。
朱音ルートも壮大でよかったです。
最後に瑚太朗がどのような決断を下すのかは、なんとなく察しがついてしまったので、驚きはありませんでした。
というか匂わせすぎです。
後日談のほうに力を入れてほしかったなあと思うのは僕だけでしょうか…
最後にお断りを入れておきますが、僕としてはRewriteは超お薦めです。
PCゲーマーとして愛するべきゲームであったが、KEYを好きな身としては駄作になってしまったという形です。
こんな自分が嫌いです。
僕からは以上です。
Rewrite 初回限定版 (2011/06/24) Windows 商品詳細を見る |
コメントの投稿
Re: No title
瑠那様、コメントありがとうございます。
ちはやとか小鳥ルートは普通に楽しめますね~僕はバトル的要素がいらなかったですが…(絵柄的に)
Keyを期待して買ったわけではありませんが、ちょっと残念ですよ~一応こういうのもありですが、3作に1回ぐらいのペースでお願いしたいです(笑)
ちはやとか小鳥ルートは普通に楽しめますね~僕はバトル的要素がいらなかったですが…(絵柄的に)
Keyを期待して買ったわけではありませんが、ちょっと残念ですよ~一応こういうのもありですが、3作に1回ぐらいのペースでお願いしたいです(笑)
No title
まだ小鳥、ちはやルートだけしかクリアしてませんが、なかなか楽しめてます。
チェザさんのおっしゃる通りKeyっぽさはないので、少しがっかりした点はありましたね。
チェザさんのおっしゃる通りKeyっぽさはないので、少しがっかりした点はありましたね。